6/1、決意する

1月5日にすべてを投げ出して、それから一文字も卒論を書いていない。遊んでいたら冬が終わり、春が来て、長雨が降り、初夏になった。さっき先生と話していたら「学生時代は4年生の4月に卒論を書き終えていた」とかなんとか仰っていて、我が身を振り返り戦慄した。やるぞ。やる。今日からやる。

最近実家にいる母と電話するたび、その近くで静かに座っているだろう祖母の気配が気になる。今年で91になる彼女、留年することを報告した時、誰よりも憤懣やるかたない様子で「あんた早く書き終えなさいよ。あたしに絶対読ませなさい」と語気を強めていた。ハイ、勿論、夏には書き終えられるのではないでしょうか、頑張ります、適当にいなしたのがもう半年前、今日から6月、もう夏である。頭を抱えて床を転がっている。

などと言ってみるが、焦っても仕方ないのはもう経験済みで、必要なのは小さな積み重ねである。コツコツやることを面倒くさがらないことである。「きっと最後に大どんでん返しが」などと期待を持たないことである。悩みは具体的に。実際的な解決を。

取り敢えず、ローテーブルで快適に勉強できるよう、無印良品で座布団を買ってきます。