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三つほど新しい論文をコピーしたあと、内田道雄・酒井英行両氏の単行本を読んでまとめた。純粋な研究論文という感じではなく批評的な言説も含むので、それぞれにどれくらい引用する価値があるのか、みたいな頭の働かせ方をしてぐにゃぐにゃになるが、そうやって通読するのをサボって、ここは美味しそうだから食べるけどここは栄養なさそうだから食べない、みたいなことしてると結局全体像がつかめなくて、よく分からないまま捨て置くことになるのは去年でわかりすぎるくらいわかった。作家論ときくとすぐに批判的な目を向けてしまうけど、そうして鋭い読みまですっ飛ばしてしまってはいけない。